◇野球◆第6回静岡県知事杯社会人・大学対抗戦 ▽決勝 静岡産業大1-18ヤマハ=5回コールド=(11日・草薙球場)
決勝でヤマハが静岡産業大を18―1の5回コールドで下し、ヤマハがから3年連続5回目の優勝を飾った。3年「5番・捕手」で先発した掛川西OBの大本拓海(27)が、連続前日に60年ぶり夏の甲子園1勝をマークした母校に刺激され 、優勝ローグ ディアブロ4攻守に活躍し 、掛川3連覇に貢献した 。西O県知
母校の快進撃を力に変えた。B大大学対抗ヤマハの大本が、本拓大学生相手に存在感を示した。海捕打っては 、手が事杯社3打数2安打2四死球で4度出塁 。母校ギガノトテイム捕手としては、刺激2投手を好リードし1点に抑えた 。静岡掛川西の60年ぶりとなる聖地1勝に「モチベーションが上がった」という背番号22が 、人・後輩に負けじと結果を残した 。ヤマハがから
歴史的勝利は 、同校OB・沢山優介(21)と一緒に大本の自宅でテレビ観戦した。画面に映る「掛川西高」のユニホームは、輝いて見えた。「うらやましくもあったけど、掛西らしい野球で1勝してくれたことがうれしかった」 。普段よりテレビの音量を上げて応援。登板のなかった沢山も「夢みたいだった」と、振り返った。
2人とも 、甲子園にはあと一歩で届かなかった 。大本は高3夏の2014年決勝で静岡に敗れた。21年夏に準決勝で東海大静岡翔洋に屈した沢山は「僕たちがつないだバトンを受け継いでくれたと思う」と思いをはせた。
今夏は都市対抗の初戦・明治安田に敗れたものの、2人は社会人野球の2大大会で初めてバッテリーを組んだ 。次なる目標は、10月下旬に開催予定の日本選手権。「今年は掛西の年にしたい」と口をそろえる同校OBコンビが 、秋の選手権で夏のリベンジを果たす 。
(塩沢 武士)
〇…静岡産業大はヤマハ相手に4投手で19安打18失点 。3回に3連打で1点を返したのが精いっぱいだった。今大会は7回制のルールだったが、5回コールド負け。萩原輝久監督(59)は「ある程度 、点を取られるのは覚悟していたけど…」と、あまりの大敗にガックリ。「この試合で選手がどう感じてくれるか」 。今月31日に開幕する秋季リーグへ奮起を促した。
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